男のコラム

毎週火曜日更新

このコラムは、タケタリーノ山口が己の魂の叫びを2003年に書いていたものです

第23回

あけましておめでとう。完全な社交辞令だぜ、コラァ。
のぼせんな。
しかし、世間はやっぱり正月気分という事で、俺もさっそくその流れに乗ってみたいと思う。
今はメールという便利な物があるから、すっかり年賀状も書かなくなっちまったけど、小さい頃の俺は、知恵を絞って年賀状を書いてたもんだった。
当時の俺はなぜか「あけましておめでとう」という名文句を年賀状に書くのが嫌で、謹賀新年とか賀正とか元旦とかにしていた。
でも、それもそのうち飽きてきて、わざわざ正月を連想させるような言葉を探して書いていた。
初夢とか雑煮とか新鮮とか。
そうすると、友達連中もそれにかぶせて書いてきて、初夢精とかもち2個とか魚とか全く意味のわからないやりとりになっちゃってた。
で、微妙に言葉をいじって「あけましておめめがでそう」とか「あけましておでべそ」とか書いてきたりする奴もいた
。和○○大輔って奴だけど。
さらに一工夫してひねってくる奴もいて「しめましておめでとう」とかもいた。
それにちなんでるのか何なのか未だに謎なんだけど「あけないでトイレのドアを」なんてのもあった。
それでなぜかドアの方に執着しちゃって「勢いよくあけないで向こう側に人がいるかもしれないから」なんて完全に注意になっちゃってる奴なんかもいた。
え?何?今年の俺の抱負?
もちろん、”夢へのドアを開く事”だぁ。コラ。