男のコラム

毎週火曜日更新

このコラムは、タケタリーノ山口が己の魂の叫びを2003年に書いていたものです

第12回

「気持の良い睡眠を取りたい」
これは人として、誰もが思う事だろう。
ずっと寝てない時や疲れまくってる時に、やっと布団に寝転んだ時の、あの心地良い脱力感。
それはもう他の事では味わえない。
というより、他の事では味わいたくない。
もう、このまま自分自身が布団に染み込んでしまえばいいのに・・・・・・・・。
そう、まるでど根性ガエルのピョン吉の様に・・・・・。
考えてみると、その「気持の良い睡眠」を求め、人間はすでに様々な商品を生み出してきた。
もちろん、布団というのが、その基本となるもので、これをもとにして、羽毛布団、羽布団、ウォーターベッド、そしてテンピュール枕。
そしてその他数々。
しかし、俺はもっと気持ち良く寝たい。
そう、もっと気持ち良く寝れるはずだ!
答えはおっぱいだ。
おっぱいは気持ち良い。
おっぱいを敷き詰める。
おっぱいを順序よく並べろ。
しかし、それは無理があるし、本当におっぱいだけ並んでいたら気持ち悪い。
そこで俺は考えた。
豊胸手術で使用するおっぱい型のシリコンを布団にしろ。
やれ。今すぐ作れ。揉め。そして揉め。
俺は揉み込む。揉み込みつつ寝る。寝返りを打つふりして揉む。口に含む。少し噛んでみる。転がしてみる。じらす。焦らない。
そして一気に股間を押し付ける。離さない。もう離れない。
全てが起きる。そう、起きちゃう。起きた。
「気持ちの良い睡眠」を取るつもりが、興奮して寝れねーじゃねーか、バカヤロー!